難しいイメージの海水魚水槽ですが、きちんと手順通りにやっていけば誰でも簡単に海水魚飼育を始められますよ
この記事では、イラストを用いてとにかく「わかりやすさ」を追求して海水魚飼育の始め方を案内していきます!
- 海水魚水槽を始めるための必要手順の全体図
- 水槽を置く場所を決定する
- 水槽の設備をセットアップをする
- バクテリアが育つのをまつ
- 生体導入
- Q&A 水槽立ち上げ時の良くある質問集
- Q.水が白濁しています。(水槽セット直後)
- Q.水が白濁しています。(魚を導入後)
- 塩分濃度(比重)はどれくらいが適当ですか?
- 水温はどれくらいで飼育すれば良いですか。
- 購入した魚がなかなか餌を食べてくれません。
- クマノミがなかなかイソギンチャクに入りません。
- 海水魚がどうしても白点病にかかってしまいます。
- 海水水槽の立ち上げにどれくらいかかりますか?
- 水槽にカーリーが増えてきて困っています。
- サンゴやライブロックに小さな白い渦巻のような管が見えます。
- コケの防止策はありませんか?
- 購入した魚はトリートメントを行った方が良いでしょうか?
- プロテインスキマーは必要ですか?
- ろ過材には何を使えばよいですか?
- メタルハライドランプと蛍光灯とLEDでは、どれが一番育成に向いてますか。
- 照明のルクス(lux)、ルーメン(lm)、ケルビン(K)って何ですか?
- 「ソフトコーラル」と「ハードコーラル」の違いを教えてください。
- サンゴを育成するには光が必要と聞きました。どういった照明器具が必要ですか?
- サンゴやイソギンチャクの餌はどうすれば良いですか?
- イソギンチャクが以前はライブロックの脇にいたのに、水槽の壁面にくっ付いています。
- イソギンチャクが届きました。翌日口を大きく開けています。
- ライブロックにミミズのような生物が付いています。これは生体に害がありますか。
- ライブロックのキュアリングの期間はどれくらいかかりますか?
- 一つの水槽台に複数の水槽を載せて良いですか?
- 海水魚のイジメ・ケンカがなくなりません…。
海水魚水槽を始めるための必要手順の全体図
いきなり作成に入る前に、まずは全体像をなんとなく把握しておきましょう!
海水魚水槽を作る手順はこんな感じ!

- 水槽を置く場所の決定
- 水槽のセットアップ
- バクテリアの経過観察
- 生体導入
という流れになっています

初めてで不安だ……
と思った方もご安心ください。昔と違いとても簡単になっています。
”海水魚水槽設置にかかる時間”
かかる時間:30分程度(苦手な人でも1時間あればOK)
初心者フルセットなどもあるよ⇩

水槽を置く場所を決定する
まずは水槽を部屋のどこに置くかをイメージましょう。
水槽は海水、底砂、ライブロックなどが入ると重くなります。
安心なのは家の柱の近くなどがお勧めです。

戸建ての場合には大型水槽設置前に床の補強工事をしておくとより安心です。
水槽の設備をセットアップをする
水槽セットアップに伴い、やらなければならないことはこちら
- 海水を作る
- 底砂を敷く
- フィルターの設置
- 水流ポンプ設置
- ライブロック設置
- バクテリア投与
- 各種設備の設置
今回のイラストは初心者におすすめのかいどうラストは初心者におすすめの海道河童で設置してみます。

水槽セットアップはこんな感じだよ⇩

※クーラーはまだ設置していません。
今回のケースでは夏場は部屋全体に冷房(クーラー)を入れる必要があります。
バクテリアが育つのをまつ
水槽の設備をセットアップが完了したら、定期的にバクテリアの育ちを観察します。
バクテリアの飼育環境はこちらです。
このように魚たちに有害である、アンモニアや亜硝酸塩が0にならないと飼育環境が整ったことにはならない為、それまでは辛抱強く待ちましょう。
この段階では茶コケなどが大量発生するケースが多いです。
生体導入
立ち上げの段階では、アンモニア ⇒ 亜硝酸塩 ⇒ 硝酸塩という硝化のサイクルができてはいるものの、各バクテリアが完全に定着している訳ではない為、過度な生体導入は環境を崩しかねません。
ここではまずは水質変化に強い魚(あくまで飼育したい魚)を1~2匹程度導入をしてみて、さらに2週間ほど様子を見ることをおすすめします。

生体導入をすることで、エサやフン等のサイクルが加わり、新たな環境変化が伴いますので、定期的にバクテリアの育ちと魚の上状態を細かく観察します。
Q&A 水槽立ち上げ時の良くある質問集
Q.水が白濁しています。(水槽セット直後)
水槽セット直後の白濁は、底床の砂利やソイルなどの微粒子が漂っていることが原因のことが多いです。通常はフィルターを稼動させて数日で収まります。また、底床を敷いた直後は静かに水を注ぐことで白濁を防げます。
Q.水が白濁しています。(魚を導入後)
魚を導入後に白濁してしまう場合は、フィルターによるろ過が追いつかず、魚のフンやエサから出る有機物が浮遊している状態です。この状態は魚のエラに負担がかかり、アンモニア濃度、亜硝酸濃度が高まっている可能性が高いので非常に危険です。まずはエサが残らないよう、エサの量を減らします。また、水を汚しやすい生餌や冷凍エサは控えてください。次にフィルターのろ過が十分に機能し白濁が収まるまではアンモニア濃度、亜硝酸濃度を計測し、危険な値を示している場合はすぐに1/2程度水換えをしてください。活性炭などアンモニアを吸着するものを投入すると良いでしょう。
塩分濃度(比重)はどれくらいが適当ですか?
飼育生体によって異なりますが、天然海水に近いが理想的です。
海水魚では、1.020から1.023前後、サンゴやイソギンチャクでは、1.022から1.024程度が理想です。
ソフトコーラルやイソギンチャクの中には1.024を超えてくると状態を崩す種類もいるので注意しましょう。
水温はどれくらいで飼育すれば良いですか。
多くの海水魚やサンゴは24~25度の水温を好みます。
水深の深い所に生息する魚やサンゴは20度前後が適温の場合もあります。
詳しくは、各商品の詳細ページ内にある飼育要件をご参照ください。
購入した魚がなかなか餌を食べてくれません。
水質や環境の変化に順応できる個体もいれば、時間をかけて徐々に慣れてくる個体もいます。
当店で餌を食べていても、お届け中のストレスや水質環境の差により、突然食べなくなってしまうこともあります。
海水魚の飼育は、餌を水槽で食べさせる(餌付け)ところから飼育がスタートします。
まずは、落ち着いて泳ぎ回るのを確認してから、冷凍の生餌や生き餌を与えて、食欲を上げてください。
慣れてくると、種類によって人工飼料もよく食べてくれます。
餌の食いが悪いようでしたら、食べ切れる程度の少量与えてください。
水質の悪化につながりますので、餌の与え過ぎには十分注意してください。
クマノミがなかなかイソギンチャクに入りません。
クマノミ種とイソギンチャクには相性があります。
また、クマノミの多くは習性上、他の魚では近寄ることのできない、限られた種類のイソギンチャクへ身を隠すことをします。ただし、あくまでも危険を回避するための隠れ場所であり、敵や対立する相手がいない場合は、イソギンチャクに入らない場合もあります。
海水魚がどうしても白点病にかかってしまいます。
海水魚はストレスなどから抵抗力を落とすと、潜伏している白点菌に感染してしまい、重症の場合は死に至る大変危険な病気です。淡水魚がかかる白点病と全く異なる種類の病気とされます。 飼育水槽へ投入する前に、飼育する水槽とは別に、薬浴する「トリートメントタンク」で調整することが一般的です。ある程度の期間、薬浴して餌の捕食を確認したら、飼育水槽へ投入してください。また、飼育水槽での育成中にも感染してしまうことがあります。紫外線を照射する「UV殺菌灯」を備えると白点病予防に期待できます。海水魚を育成の際は、設置をお勧めします。
海水水槽の立ち上げにどれくらいかかりますか?
天然海水やバクテリア付きろ材、バクテリア付き底砂を使用することで1週間~10日間で立ち上がります。ただし、水槽設備や飼育する生物によって大きく異なるため、一概にはいえません。淡水とは異なり、天然海水自体が生き物です。すぐにお気に入りの生き物を飼育したい気持ちは分かりますが、時間をかけて少しずつ立ち上げを楽しむことが長期飼育の最大のポイントです。 特に海水魚でヤッコやチョウチョウウオなど、白点病にかかりやすいとされる生き物は、水槽の立ち上げに1年ほどかけていくと安定感のある飼育を楽しむことができます。
水槽にカーリーが増えてきて困っています。
ペパーミントシュリンプは雑食性ですが、肉食傾向が強めの食性を持ち、カーリーをはじめとした無脊椎動物や弱った生き物、微生物を主に食べています。その中でも小型のイソギンチャクなどをよく食べる傾向があり、カーリーを見つけると食べる場合があります。
まれにカーリーをすぐには食べない個体群もいますが、お腹を空かせてカーリーをピンセットなどでつぶして匂いを嗅がせるなどをすると食べ出します。 4cm以上に成長したカーリーとなるとなかなか積極的に食べようとはしないので、大きなカーリーはつぶして手を出しやすくしてあげましょう。
単独飼育よりも3匹以上で複数飼育するとより積極的に食べるようです。
サンゴやライブロックに小さな白い渦巻のような管が見えます。
ヘビガイと呼ばれるムカデガイ科の巻き貝です。管状の貝殻が、不規則に巻き、ライブロックや岩に固着します。
天然の海で畜養される、ライブロックやサンゴの土台に付着していることが多いです。
ヘビガイが出す粘液がサンゴの成長を阻害すると言われていますが、その影響よりもヘビガイが殖えすぎた際に美観を損ねることや、成長してサンゴの内部まで侵食してしまう影響の方が大きいです。
気になる場合は、ライブロックやサンゴを水槽へ導入する際は入念にチェックと除去をお願いします。
小さなものならライブロックやサンゴを取り出し、ピンセットやマイナスドライバーなどで除去可能です。
深くまで侵食している場合は錐などで、慎重に削り取って除去してください。
当店でも、入荷、出荷時にチェックし除去していますが、完全な除去には至っておりません。
ご理解、ご了承頂きますようお願いします。
コケの防止策はありませんか?
水槽という環境では、海水でも淡水でもコケの発生は避けては通れません。
水道水に含まれるケイ酸やリン酸などがコケの栄養になったり、魚の餌やふんに含まれる栄養(リン酸も含まれている)もコケが発生する要因になったりします。
コケの発生防止には、マスキング剤と呼ばれる水道水を浄化するコンディショナーや、海水用のコケ防止吸着剤などが効果があります。
また、紫外線の力でコケの胞子やバクテリアをきれいにする殺菌灯の導入なども効果を発揮します。
水換えの際に水道水ではなく、RO水を使用した人工海水を使用することもおすすめできます。
その他、照明の点灯時間や水槽設置場所(窓際は太陽光でコケの光合成を促進させます)の見直し、コケを食べるクリーナー生体の導入も効果的です。
上記のようにコケの発生を防止する方法はいくつかありますが、コケを完全に抑制するわけではありませんのでご注意ください。
購入した魚はトリートメントを行った方が良いでしょうか?
当店では入荷後、最低でも5~7日程度トリートメントを行った後、当店のホームページにて購入可能になります。状態の良い個体から出荷させていただいておりますが、輸送中のダメージや、キャリアになっている病気の種類、病気や寄生虫の潜伏期間によっては完全に病気を防ぐことはできません。また、お客様の水槽への導入時には水質が大きく変わるため、入念に水合わせをしても何らかの病気を発症する可能性があります。お客様の元へ元気に届いた生体であっても、トリートメントタンクを用意していただき、本水槽に入れるまで一度様子を見ていただくことをお勧めします。
プロテインスキマーは必要ですか?
この「プロテインスキマー」は、海水中の有害なたんぱく質やアンモニア、浮遊物を物理的に分解して除去する装置です。ろ過をするフィルターとはまた異なる概念を持つものですが、海水魚をはじめ、イソギンチャクやサンゴ、その他の無脊椎動物の育成には欠かせない設備器具といえます。 海水水槽の立ち上げには、ぜひ設置をしてください。
ろ過材には何を使えばよいですか?
海水生体を飼育する上ではpHの問題もあり、主に粗めのライブサンド(化石化したサンゴの破片)を使用します。当店では、すでにバクテリアを定着させた「ばくとサンド LL」をご用意しております。早期立ち上げにも期待ができ、生物ろ過用のろ過材として大変おすすめです。
メタルハライドランプと蛍光灯とLEDでは、どれが一番育成に向いてますか。
育成生体によって大きく異なります。 浅場に棲息し、強い光を求めるミドリイシなどの好日性ハードコーラルやシャコガイは、メタルハライドランプが必要です。また、光を好みながらも蛍光灯の光でも育成できるのが、好日性ソフトコーラルやイソギンチャク、海藻などです。
また、LEDも年々進化し、育成にも問題のないモデルが続々と登場していますが、光の強さではメタルハライドランプに劣るものがまだまだ多くあります。海水魚などにはお使いいただけますが、サンゴ飼育には多数必要となります。
照明のルクス(lux)、ルーメン(lm)、ケルビン(K)って何ですか?
照明の明るさは、一般的にはルクス(lux)、ルーメン(lm)で示され、どちらも数字が大きいほど明るい照明といえます。ただし、以下の点にご注意ください。
・ルクスは照明の光源自体の明るさではなく、照明から出た光が到達した地点での明るさを表します。
水深が60cmの水槽に照明を使用した場合、水深が30cmの地点と60cmの地点では、60cmの地点の方が暗くなります。また、一つの照明で小さな部屋を照らす場合、大きな部屋を照らす場合では、大きな部屋の方が暗くなります。ルクスは光源からの距離と照射される面積に左右されるため、光源からどのくらいの地点の数字なのかを加味して比較する必要があります。
→ 光が均一に広がる蛍光灯の明るさの比較に適した数字です。
・ルーメンは照明の光源自体から放出される光の束の量です。
照明の明るさを単純に比較するならルーメンがもっとも単純な数字で、この数字が高いほど照明は明るいといえます。ただし、いくらルーメンが高く、明るい照明でも、照射角が狭いと一部しか明るく見えません。光の直進性の高いLEDでは重要な比較項目ですが、照射角によっては暗く見える場合があることを考慮しなければなりません。
※一般的なアクアリウム用の照明は照射角が120°前後になっています。
→ 光の直進性の高いLEDの明るさの比較に適した数字です。
・ケルビンは光の色を表す数字です。数字が低いほど赤く見え、数字が高いほど青く見えます。
魚や水草の演色性を左右し、実際は明るさに関係ない数字です。人間の視覚には白い光ほど明るく見え、6000K~8000K程度が一番明るく自然な色調に見えます。サンゴ育成用の青味が強いものや水草育成用の赤味が強い照明は、白い照明に比べて暗く見えます。
→ 光の色の比較に適した数字です。
「ソフトコーラル」と「ハードコーラル」の違いを教えてください。
ソフトコーラルは骨格を持たない珊瑚(サンゴ)、ハードコーラルはミドリイシをはじめとする骨格を持つサンゴのことをいいます。
サンゴを育成するには光が必要と聞きました。どういった照明器具が必要ですか?
サンゴには、植物と同様に光合成に近い作用でエネルギーを吸収する「好日性(こうにちせい)サンゴ」、光を要求せずに深場や岩陰に棲息する「陰日性(いんにちせい)サンゴ」との大きく分けて2種類が存在します。サンゴはミネラル分やプランクトンで成長する生物ですが、好日性サンゴには、自分の体に褐虫藻(かっちゅうそう)という植物性プランクトンを共生させており、光を浴びることでこの褐虫藻が光合成を行い、そのエネルギーを取り入れて生育していくので、太陽光に近い波長を照射する「メタルハライドランプ」などが必要です。
一方、陰日性サンゴには、光合成によるエネルギーの吸収をすることができないため、小まめな給餌が必要となります。
サンゴやイソギンチャクの餌はどうすれば良いですか?
当店では、タイプに合わせた液体フードや冷凍の生餌をご用意しております。 サンゴは自ら歩くことができないので、水流を起こすサーキュレーターやフィルター、プロテインスキマーを短時間一時的に停止して定期的な給餌を行います。 ポリプの中心やサンゴやイソギンチャクの中心には口があるので、そこへめがけて給餌を行ってください。 給餌後は、必ず水流を起こすサーキュレーターやフィルター、プロテインスキマーを運転して、必要な場合は水換えを行ってください。
イソギンチャクが以前はライブロックの脇にいたのに、水槽の壁面にくっ付いています。
イソギンチャクは移動します。居心地の良い所が見つかると、その場所を定位置にしますが、投入後は落ち着くまでは水槽内を動き回ります。また、排水口に入り込んだり、サーキュレーターの吸水口に進入したりする恐れがあります。近寄らせないための工夫が必要です。
イソギンチャクが届きました。翌日口を大きく開けています。
イソギンチャクは、環境の変化に敏感です。
到着後、袋の中の水が白濁していたり、皮膚が組織崩壊していたりするようでしたら死着となります。
※詳しくは、商品に添付されている「生体死着保証内容」をご参照ください。
また、到着時に口が開いていても、水槽投入後に回復することもあります。
水槽投入後、水槽中を移動してライブロックや水槽の壁面に定着するようであれば状態を取り戻しています。まずは様子を見てください。
ライブロックにミミズのような生物が付いています。これは生体に害がありますか。
「ライブロック」は「LIVE(ライブ)」=生きる・「ROCK(ロック)」=石のことで、さまざまな微生物が付着した「生きた石」です。そのため、薬品などでは駆除ができず、微生物や甲殻類などが付着してしまいます。 当店では、こういった生物を取り除く「キュアリング」を十分に行っていますが、若干の付着生物が存在する場合がございます。 主に、「ミミズ」のような生物が付くことがありますが、これは「ゴカイ」という生物で、餌の食べ残しや死骸のお掃除をしてくれる分解者でもあります。また、大型魚はこれを捕食するため、害は無いものといえます。
ライブロックのキュアリングの期間はどれくらいかかりますか?
ライブロックのみを海水で管理して、エアレーションやプロテインスキマーを稼動させることで、早ければ1週間ほどキュアリングを行うことができます。ただし、ライブロックも生物と同様に誤差が生じます。様子を見ながら対応することをお勧めいたします。
一つの水槽台に複数の水槽を載せて良いですか?
複数台を載せる前提で作られた水槽台であれば可能ですが、それ以外の水槽台の場合は、基本的には1台の水槽で使用しましょう。
水槽を密着させて設置すると、地震の揺れなどでお互いの水槽がぶつかり合い、破損する可能性が高くなってしまいます。
かと言って隙間を空けて並べると、水槽台の天板が歪む原因になりますので、安全に水槽を運用するには本来の設置方法に合わせて水槽を置くのがベストです。
海水魚のイジメ・ケンカがなくなりません…。
海水魚は淡水魚に比べて、縄張り意識が強かったり気性が荒かったりと、攻撃的になってしまうことが多いです。
海は非常に広いですし、他の魚たちも多数いますからイジメの標的が絞られることはほとんどないです。
東京アクアガーデンでは海水魚水槽には少し多めの魚を導入しています。そうすることでターゲットを絞り込ませない方法です。かわりに、ろ過には気を使いますが平和を保ちやすくなりますよ。
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